(HP移転時に移し忘れた2019年に書いた記事です)
NBAにおける睡眠事情に関するESPNの記事を軽くまとめました。
原文「 NBA exec: ‘It’s the dirty little secret that everybody knows about’」
Contents
NBAのスケジュール
- 試合間隔: 2.07日に1試合
- Back to back(連戦)が13.3セット(2018ー19シーズン)
- 3 game in 4 nights stretch-このスケジュールが遠征で行われると、記事内のストーリーで紹介されているように10pmに試合が終わり、空港に移動、次の遠征地に着くのが2am、ホテルの部屋に入るのが3am、そしてその日の夜にプレーするケースも(余談ですが、スタッフは荷物搬入などがあるので選手の時間+1時間は稼働。荷物搬入中に日が昇り始めたこともあります)
NBAの移動
- 6ヶ月間でレギュラーシーズン82試合を行うと、平均して50,000マイル( 80,000キロ)を移動(地球2周分、日本列島を約27往復できる距離)
- ここに時差を生む複数のタイムゾーンを行き来する要素が加わる事によって、より過酷なものに
このようなスケジュールの中で、NBA選手がどのように睡眠時間を確保したり質を高めようとしているかが、専門家のコメントなどをふくめて紹介されています。専門家達によるコメントは記者を介しているものなので端折ります。睡眠不足とテストステロン量の低下と、それに伴う傷害発生の変化に関する観察報告なども本文では記述されています。
睡眠の大切さ
- Hassan Whitesideは、睡眠は「キャリアベストの試合かヒドいプレーかの差を生む」と表現し、Vince Carterは42歳でも現役を続ける鍵は、“Sleep. It’s the No. 1 thing for me (睡眠だ。自分にとって最優先するもの。)”
※Vince Carterは2020年に引退(ドキュメンタリーを観ないと!) - 慢性的な睡眠不足によるパフォーマンスのみならず健康への悪影響に関しては多くの研究報告がなされており、NBAの選手会はこのような情報を元に、リーグに対してスケジュールの変更や義務的なオフの日を増やす要望などを伝えているとの事
- ↑の要望や知見に対し、NBAも努力をしている。連戦の数は5年連続で少なくなっており(来シーズンは12.4セットに)、午後10時半の全米放送ゲームの数を減らし、5日間で4試合というスケジュールを廃止するなどの対応。
選手個人の取り組み
Lebron James
- 自分の身体に億単位の投資をしている事はよく知られている
- ホテルの部屋を20-21℃に設定
- 電子機器はベッドに入る30ー45分前には消す
- 睡眠を促す心地よい音(木の葉に雨が当たる音)を出す睡眠用のアプリを使用
- 理想的なレム睡眠ほど大切なものはないと公言
Andre Iguodala
- 睡眠の専門家と協力し始めた2013年まで、10年近く慢性的な睡眠不足に苛まれていた
- 夜の睡眠を妨げる長い昼寝をやめた
- 寝室では携帯を飛行機モードに設定、テレビも消す
CJ McCollum
- 高校時代から昼寝の習慣を始め、9時間の合計睡眠時間を確保するよう努めている
- NBAでは、出来るだけ早く床に着く
- “Sleep is everything(睡眠が全て)”と表現
Kent Bazemore
- 遠征中は電子機器を使わない、ブラックアウト(完全遮光)カーテンを使用
- 7時間の睡眠確保がゴール
Tobias Harris
- オフの日は、9時間の睡眠を確保するために、午後6時までに必要なことは全て終わらせて、午後8時半には床に着く
- 試合の日は、試合終了のブザーが鳴った瞬間から休養のプロセスを開始。ロッカールームで呼吸と心拍数のモニターをし、バランスが取れるまで深呼吸
- 脳波計を用いた約45分のトレーニングセッションを日常的に行う。このNeurofeedbackと呼ばれる手法の有効性は専門家の間で意見が分かれるが、Harrisは疲労対策として信じている。
The biggest issue without a solution
上記のようなリーグ、個人個人、記事内にはないチームの取り組みはあれど、選手の睡眠不足は未だに「解決策の無い一番大きな問題」と表現されています。
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「睡眠も仕事の一部」と言えるアスリートに限らず、日本人の平均睡眠時間は短いと報告されています。慢性的な睡眠不足が健康に与える悪影響は多数報告されており、その状態が自分にとっての当たり前にならないように気をつける必要があります。僕自身、今の睡眠時間で通常運行が可能な気がしていますが、量・質ともに見直そうと思います。
高品質マットレスとカスタムメイド枕のススメ使用しているのは、昨シーズンから関わらせていただいているBリーグ滋賀レイクスターズのパートナーになっていただいた西川株式会社の[エアー]です(455周年を迎えた創業の地は、滋賀の近江八幡市!)。僕は上記のように固い布団が好きなので、「ハード」を選択。柔らかいけれど沈み込まない感覚は今まで使ったどのマットレスとも一線を画しており、起きた時、まさに「差が出るマットレス」を体感しています。計測して作っていただいた枕は、寝起きだけでなく、ルーティンにしている就寝前瞑想時の呼吸のしやすさにも違いを感じます。...